【やってみた!】積載テトリス!ジムニーシエラで行く早めの設営撤収を意識したファミリーキャンプ(夏の車中泊バージョン)

厳選して揃えたキャンプ道具、できるだけ全部持っていきたいですよね。しかし、車の積載スペースには限りがあり、なかなか難しいものです。また、キャンプ場から早く撤収して、周辺の観光スポットを楽しみたいというファミリーも多いのではないでしょうか。今回は、我が家の早めの撤収を意識した装備と積載方法についてご紹介します。

目次

キャンプ道具

最小限の荷物とはいえ、4人分の道具はしっかり厳選する必要があります。軽量設計のキャンプギアは多くのメーカーから販売されており、この記事では一例として紹介します。

クリック・タップで拡大

我が家の装備

充電式サーキュレータ
ランタン数個
ガス缶数個
シェルフコンテナ2箱
食器・調理道具・洗剤・歯ブラシ等
飲料水(2Lを2本)
ポール(210cmを2本)
テーブル
シュラフ(夏用)
インフレータマット(車中泊用)2個
キャンプマット(テント泊用)2個
ペグとハンマー
エアー枕4個
チェア 4脚
ソフトクーラー
テント(2人用)
ポータブル電源(400W)
その他(着火剤・ライター)
タープ(2〜3人用)
火ばさみ(長めのタイプ)
焚き火台(軽量タイプ)

リストには含めていませんが、着替えやタオル、夏用ブランケット、敷物としてのラグなども必要です。訪問先の気象状況を事前に確認し、適切な準備を心がけましょう。標高の高いキャンプ場では夏でも薄手の上着を持っていくと安心です。

積載スペース(車内)

積載スペースが少ない車といえば、軽自動車を思い浮かべる方が多いかもしれません。我が家の自家用車も排気量は普通自動車ですが車内スペースは軽自動車と同じ規格のジムニーシエラです。そのため、毎回積載に苦労しています。
さて、どうやって詰め込むか…

正直、スペースはこれだけ?と最初は思いましたが好きな車に乗っているので何とかするしかありません。天井収納は自分で取り付けたもので、標準装備のラゲッジボックスも大切な収納場所です。

後部座席の左右にあるタイヤハウス部分ですかね?この部分も貴重な収納スペースです。

座席の下にある空間も有効利用しますよ!車内が汚くてすみません。

積載スペース(車外)

積載スペースを確保するためにルーフラックを取り付けています。上には積載容量220リットルのルーフボックスを載せています。残念ながら今では廃盤ですが、我が家にとっては重要な積載手段です。

スペアタイヤに取り付けるトラッシュバック(リュック)も使用しています。ゴミ袋としてではなく、着替えやブランケットを入れるのに使っています。

積み込み開始

積み込み(車内)

まずは天井収納部分へ積み込み開始です。

ラゲッジボックスにも、いろいろ詰め込んでいきます。こまごました物が意外と入るのでありがたいスペースです。

座席下のスペースにも、ペグケースや焚き台などを詰め込んでいきます。特に運転席側は運転中に荷物が飛び出したりしないように注意が必要です。

後方ラゲッジボックスの上には、ポールなどの長い荷物を積むことができます。写真のポールは全長280cm(一節70cm)ですが、問題なく収まります。傷が付かないよう、念のため布を敷いて保護しています。

子どもたちの座席もきちんと確保しています。シュラフ(寝袋)の隙間から後続車両を見ることができます。

助手席側の足元に、食料品の入ったソフトクーラーを収納したら車内への積み込みは完了です。

積み込み(車外)

ルーフボックスに荷物を積み込む際は、必ず製品ごとに決められている最大積載量を守るようにしましょう。無理な積み込みは事故や破損の原因になりますので注意が必要です。

我が家で使用しているトラッシュバック(リュック)は、防水ではありません。この類のリュックはゴミを持ち帰る用途の製品です。中に布類を入れる際は、大きめのビニール袋でしっかり保護して詰め込みます。

ここまでできたらキャンプ場に向けて出発です!

設営

キャンプ場に到着したら、タープやテント、車中泊の準備を『サクっと』行います。そろそろ涼しくなってきましたが、九州では9月中くらいまでは残暑が本当に厳しいです。車の窓に網戸を取り付けると、虫が侵入する心配もなく風も通り車中で快適に過ごせます。

車中泊仕様

車中泊用のインフレーターマットは、車種に合うサイズを選びましょう。我が家はフルフラットにできないため、厚さ8cmのマットを使用し、できる限りフラットに近付けています。

フロントドアにはこの車種専用の防虫ネットを購入しました。

リアゲート側は、ホームセンターで購入した網戸用の網を使って自作しました。取り付けは磁石で簡単に固定しています。

サイト設営

車中泊の準備ができたらタープとテントを設営して完了です。さあ、子どもたちと遊びましょう!

まとめ

お気に入りのキャンプギアを持って行っても、使わないことはよくあります。設営と撤収に時間をかけ過ぎないことで、子どもたちとの時間や周辺観光、食事を楽しむ余裕も生まれます。使うものを厳選した効率的なキャンプも、良い選択肢のひとつです。

小さい車でも道具を厳選し、積載空間を確保して積み込めば快適で楽しいキャンプができます。どうやってお気に入りのキャンプギアを積み込むか頭を悩ませる時間もキャンプの楽しみのひとつです。
ご参考になれば嬉しいです。それでは、また!

目次