【やってみた!】荷物を減らして美味しさキープ!キャンプで楽しむ自作ドリップパックのすすめ

こんにちは!biwo-campです。

唐突ですが、みなさん、キャンプでコーヒーを楽しんでいますか?

キャンプ場で淹れるコーヒーは最高ですね!なぜか家で飲むより数倍美味しく感じます。挽きたてのコーヒー豆を、愛用のキャンプ用マグカップに注いで味わうひととき。それはいつだって100点満点。想像しただけで、今すぐにでもキャンプに行きたくなります。

そんな至福のキャンプコーヒーですが、こだわり始めると意外と沼。ほどほどにしたいと思いつつも、コーヒー系の道具はキャンプに映える…。「コーヒーを飲むだけなのに」あれこれ買い足してしまい、コーヒーセットが意外なほど嵩張ってしまうことも。

キャンプ仲間には、キャンプ場で焙煎したてのコーヒー豆を楽しむ通な猛者も存在します。

お友達のコーヒー道具(一部)

今回は、荷物を増やせないジムニー乗りの「狭小ファミリーキャンパー」である我が家が、コンパクトにキャンプコーヒーを楽しむために購入したアイテムをご紹介します!

目次

コーヒーフィルタードリップセット

今回購入したのは、「RMY.H のCoffee Drip Filter Set」です。お気に入りのコーヒー豆を使って、自分だけのオリジナルドリップパックを作っちゃおう!という作戦です。あらかじめパックにして持っていけば、荷物も減らせて一石二鳥。

出典:Amzon

50枚と100枚のセットがありますが、今回は50枚のセットを購入しました。

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メーカーRMY.H
型番KO03

セット内容
使い捨てアルミパック
使い捨て1杯用コーヒーフィルター
価格¥1,580(2025年4月3日時点)

使い捨てアルミパックはクラフト風とブラックの2種類用意されていますが、今回はクラフト風を選択。アルミパックの裏面にはコーヒーをドリップするまでの手順がイラストで記載されている優しさが素敵!

分量

市販のドリップパックには一般的に8〜10gのコーヒー粉が入っていますが、濃いめが好きなので12gでパッキングしました。UCCのお客様窓口にもこのあたりの目安についてQ&Aが掲載されています。気になる方は、ぜひチェックしてみてくださいね。

我が家で愛用しているのは、「ポーレックス コーヒーミル セラミックミニ」。コンパクトで使いやすく、キャンプにもぴったりな一品です。ただ、最近あまり見かけない気がします。もしかして廃盤に…?

ちなみに、このミルでコーヒー豆12gを量ると、このあたりまで入ります。

ナルゲンボトルの蓋だと、12gのコーヒー豆はこんな感じになります。どちらもあまり参考にならないかもしれませんね。確実なのはキッチンスケール!自分に合った分量をしっかりと計るのが安心です。

袋詰

12gのコーヒー粉を袋に詰めていきます。こぼさないように、慎重に入れてくださいね!

コーヒー粉をコーヒーフィルターに詰め終えたら、シーラーで封をします。我が家で使っているのはいつ買ったか忘れるほど昔の100円ショップで手に入れたシーラー。アイロン(中温)のエッジでも圧着できるようですが、今回は家にあったシーラーで封をしました。

圧着する場所は切り取り用のミシン目より上部分です。最初は少しコツが必要で、なかなかうまく圧着できませんでしたが、慣れてくると問題なく封ができました。ポイントは熱と圧が加わるように、しっかり押さえてゆっくりスライドさせること。これでうまくいきました!

売ってるヤツ!※自画自賛(笑)。

圧着したコーヒー粉入りフィルターをアルミパックの下から入れて、アルミパックも100円ショップのシーラーで圧着します。フィルターとアルミパックの方向を合わせた方が取り出すときに便利で見栄えがいいですね。

先ほどのコーヒーフィルターと同じ要領で、しっかり熱を加えるように押さえて圧着します。

最初にしては上手にできました。慣れたら量産もできそうですね。

実飲

外で豆から挽いてコーヒーを飲もうと思うと、最低限これくらいの道具は必要です。

しかしドリップパックにするとこんなにコンパクトに!お気に入りの豆のコーヒーが、手軽に省スペースで楽しめるのはとても嬉しい!

開封するのがもったないですね…。

不思議なもので、中身はいつものコーヒー豆。どんな味か分かっているはずなのに自作ドリップパックを開ける瞬間は、ちょっとした宝箱を開けるようなワクワク感があります。

自分で豆を詰めて、丁寧に封をする。そのひと手間が最高のスパイスになるような気がします。

キャンプでコーヒーいつ飲みますか?

美味しいコーヒーを楽しむためにあれこれ準備をするものの、実際のところキャンプ中にコーヒーを飲むタイミングはすぐには訪れません。特に暖かい季節になると設営が終わる前に我慢できず、夫婦でついビールに手が伸びてしまいます。

お酒を飲まない方は、もしかしたら設営後のんびりコーヒータイムを楽しんでいるのかもしれませんが、我が家は設営後に買い出しや散策のための車移動がない限り、速攻でお酒タイム突入です。

朝しか飲まない?

我が家の場合、キャンプ中は「コーヒーは朝しか飲まない」が定番です。普段は真昼間からお酒を飲むことはほとんどないのに、キャンプ場では開放的な気分になり、ついついお酒がメインになってしまいます。家にいるときの方がコーヒーやお茶を飲む回数が多いです。

1泊キャンプの場合、撤収日の朝にコーヒーを淹れて飲む訳ですが、なぜかイマイチ気持ちが盛り上がりません。

テンション上がらない理由

・撤収で憂鬱な気持ち
・キャンプが終わる寂しさ
・明日からの仕事が嫌(マジこれ)
・面倒(本音)

豆を挽く音が結構うるさい

キャンプ場では、たいてい夜明けとともに起き出す我が家の大人たち。
できれば、朝の静けさを感じながら挽きたての香り高いコーヒーをゆっくり楽しみたいのですが…。

ハイシーズンともなれば、区画サイトもフリーサイトもお隣のテントが近くなりがち。周りのキャンパーやお子さんが寝ている中でちょっと気になる「ガリガリ」と豆を挽く音。結果、ガリ…ガリ……と遠慮がちに低速で挽く怪しい音が朝のキャンプ場に響きます。

イメージ

グルキャンにもドリップパックがおすすめ

グループキャンプでは、コーヒーを飲みたい人数も多くなります。でも、朝の忙しい時間に一杯ずつ豆を挽いて淹れていると、みんなを待たせてしまうし、時間もあっという間に過ぎてしまいます。コーヒーサーバーがあれば一度に淹れられますが、狭小キャンパーはできるだけ荷物を減らしたいので、それも現実的ではありません。

そんな時は、家であらかじめ準備した自作のドリップパックを持参し、「あとはお湯を注ぐだけだよ!」と配れば、各自で手軽に淹れてもらえ、なおかつみんなが淹れたてのコーヒーを楽しめるかもしれません。

「これ、うちのオリジナルだよ☆」と大きな顔もできますね。

まとめ

コーヒーはインスタントで十分と思う方もいると思います。実際キャンプでは特別感もありインスタントでも十分美味しいコーヒータイムを楽しむことができます。コーヒーバリスタ級のこだわりを楽しむのもアリですが、サクッとインスタントで済ませるのもそれぞれのスタイル。

撤収日の朝は、前述したようにいろんな意味でテンションが下がりがち。でも、家で袋詰めしたオリジナルのドリップパックでコーヒーを淹れれば、手間は省けるのに挽きたてのアロマ香る美味しいコーヒーが飲めて気分が少し上がるかもしれません。パックに子どもたちのオリジナルイラストを書いてもらったり、スタンプやシールで装飾をすれば見た目でさらに楽しい気分になれること間違いなしです。

朝の静けさを堪能しつつコーヒーを楽しめたり、グルキャンで手軽にお気に入りの豆のコーヒーを振る舞ったり、アルミパックで持ち運ぶことで得られるメリットはたくさんあります。ぜひみなさんもオリジナルのコーヒーパックでの至福の時間を楽しんでみてください。

今回の記事が少しでも参考になれば嬉しいです。では、また!

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